コスモ建設です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。
建売住宅とは、完成済みの土地付き一戸建てのこと。
住宅購入の選択肢の一つとして考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、気に入った物件を購入したつもりでも、建売住宅を購入後に後悔してしまうというケースもあるようです。
住宅は大きな買い物ですから、できるだけ後悔のないように進めたいものですよね。
そこで今回は、建売住宅で後悔しがちな理由について解説します。
どんな点で後悔するケースが多いのか事前に把握することで、失敗を回避しましょう。
後悔のない建売住宅購入のためにチェックすべきポイントについてもお伝えします。
建売住宅を購入後に後悔してしまう理由とは?
建売住宅は実際の建物を確認した上で購入を決められますが、実際の住み心地は住んでみないとわからない部分もあります。
建売住宅を購入後に後悔しがちなポイントは以下の5つです。
間取りや設備が使いづらい
建売住宅は決まった間取りで建てられている住宅のため、家族構成やライフスタイルに合わせた間取りにすることはできません。
一般的な間取りで作られていますが、どのような間取りが使いやすいかは人や家庭によって異なります。
実際に生活を始めてみると、「思ったより使いにくい」「生活しにくい」と感じるケースもあるようです。
収納スペースが少ない
建売住宅は、見栄えの良い間取り・デザインにするために、リビングやダイニング、キッチンを広くとっている傾向があります。
そのため、収納スペースはたっぷり! とはいい難いケースも多いです。
収納スペースが足りなければ、棚やタンスを購入して設置することになるので、結局は部屋が狭くなってしまいます。
日当たりが悪い
購入前には日当たりなどもチェックしていると思いますが、一般的に内覧は晴れた日の日中に行うことが多く、明るく感じやすいです。
そのため、住んでみて初めて午前中や夕方など、時間帯によっては日当たりが悪い部屋があることに気がつく場合もあります。
内装・外装のグレードが低くて住宅性能に影響がある
建売住宅では内装や外装のグレードは選べません。
リーズナブルに提供するためにグレードを抑えた内装・外装を使っているケースが多く、それに伴い機能性もあまり高くない場合があります。
壁紙や床材、断熱材などのグレードが低いと断熱性や防音性に影響がありますし、屋根材、外壁材、塗装などのグレードが低いと劣化が早く、すぐに修繕が必要になってしまいます。
施工品質が悪くて不具合が出る
表面上はきれいに見えても、施工の質が悪いと入居後に不具合が発生する可能性があります。
万が一、雨漏りや構造部の腐食などが起こると修繕に大きな費用がかかりますし、住めなくなってしまう可能性も。
建売住宅の購入を後悔しないためのチェックポイント
建売住宅で後悔しないように、購入前には以下の点をしっかりチェックしましょう。
- 収納スペースの広さ
- 日当たり
- ドア、窓の開閉
- 床下、天井裏
- アフターサービスの内容
建売住宅の内覧では、実際に生活している姿や生活動線、家具の配置などを具体的にイメージしながら、間取りを確認しましょう。
どこにどんな家具を置くのか、収納スペースには何を収納するのか、できるだけ具体的にシミュレーションしながらチェックするのがおすすめです。
収納する物に対して収納スペースが足りるのかも、確認してくださいね。
そして、日当たりも必ずチェックを。
内覧は時間帯を変えて複数回行い、どの部屋がどの時間に日当たりが悪いのかも事前に把握しておくと安心です。
また、ドアや窓など建具の建付けや設備の使い勝手を確認するのはもちろん、可能であれば床下や天井裏などに不具合がないか、細かい部分もチェックを。
見えない部分まで丁寧に施工されていれば、全体的に高品質といえるでしょう。
なお、ハウスメーカーによってアフターサービスの内容が異なります。
住んでから何か不具合があったときなどに備えて、アフターサービスが充実しているとより安心ですね。
建売住宅の購入前にホームインスペクション(住宅診断)を実施するという方法もありますよ。
ホームインスペクションでは住宅診断士などの専門家が、住宅の劣化状況や不具合の有無などを確認し、中立の立場でアドバイスするものです。
一般的に中古住宅の購入で利用するケースが多いですが、新築でも不具合や施工不良のチェックのために活用される場合もあります。
建売住宅の探し方や購入時の注意点などは「建売住宅の探し方とは?理想のマイホームを見つけよう!」でも紹介していますので、あわせてご覧ください。
一戸建て住宅の選択肢として検討される建売住宅・注文住宅・中古住宅それぞれの特徴も解説していますので、あわせてご覧ください。
建売住宅がローコストで手に入る理由とは
一般的に建売住宅は、イチから自由に設計をする注文住宅よりもローコストです。
なぜなら、間取りやデザイン、設備など仕様を統一しているため、建材や素材を大量発注でき、建築コストを下げているからです。
しかし、間取りの自由度の低さや、設備や建材のグレードが抑えられているという部分に物足りなさを感じてしまう人がいるのも事実です。
後悔することのないように、仕様や設備が備わっているかを確認し、希望に合ったローコストな建売住宅を探しましょう。
コスモ建設のおすすめローコスト住宅を紹介します。
コスモ建設のローコスト住宅「LC-series 2023」
コスモ建設では、規格住宅で価格を抑えつつも、ワンランクアップの仕様や設備を備えたローコスト住宅「LC-series 2023~光に満ち溢れた住まいシリーズ~」をご提案しています。
広々とした4LDKにたっぷり収納のシューズクロークを完備、標準設備は豊富なカラーの中から自由に選べます。
床暖房やダブル断熱、ガスマイホーム発電「コレモ」などをオプションで追加することもできますよ。
間取りプランは全部で10プラン、外観もオプションで変更できる自由度がありつつ、注文住宅では実現できない特別価格となっています。
後悔だけではない!建売住宅のメリット
建売住宅は規格や仕様を統一することで建築コストを抑えているので、ローコストで購入できることがメリット。
実際の建物を直接確認して検討できる、購入後はすぐに入居できることも建売住宅ならではの良さです。
また、建物と土地をセットで一度に購入するので、資金計画も立てやすく、住宅ローンの契約も一度で済むのも嬉しいポイントではないでしょうか。
注文住宅の場合は、土地の購入時や建物の着工時につなぎ融資を利用し、建物の完成・引き渡し時に住宅ローン実行するなど、資金計画が複雑になってしまいます。
完成済みの建売住宅を検討するなら、モデルハウスを購入するという選択肢もありますよ。
コスモ建設でも、常時たくさんのモデルハウスを公開・販売しています。
性能・仕様・間取りなど、コスモ建設の家づくりをぜひご体感ください。
この記事のポイント
建売住宅は住宅購入の選択肢の一つですが、「建売住宅を購入して実は後悔している」という声も耳にします。
完成済みの建物を確認して購入できるのですが、実際に住んでみてから住み心地や使い勝手が悪く感じたり、住宅性能に不満が出たりするケースがあるのです。
建物の内部や建築工事の様子を確認できるわけではないので、入居後に不具合が出てくるという可能性も。
建売住宅の購入で後悔しないためには、実際の生活を具体的にイメージしながら間取りや動線、収納をチェック!
施工不良などに自分で気づくことは難しいですが、細かい部分や見えにくいところまで丁寧に施工されていれば、施工不良の可能性は低いといえます。
建売住宅を検討するなら、モデルハウスの購入もぜひ選択肢に加えてみてください。
コスモ建設でも、常時たくさんの
モデルハウスを公開・販売していますので、ぜひお問い合わせくださいね。
×