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ハウスメーカーコラム

平屋は狭い?後悔しがちな例と失敗しないための対策を解説!

コスモ建設です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。

 

平屋とは、1階建てで全ての部屋がワンフロアに収まる間取りの住まい。

伝統的な日本家屋のイメージがありますが、最近は若い方にも人気で現代的でおしゃれな平屋もたくさん登場しています。

 

しかし、平屋を建てたものの「想像していたイメージと違っていて後悔している」「1フロアしかないので狭い気がして後悔している」といった声もあるようです。

 

そこで今回のコラムでは、平屋でよく聞く後悔について、その対策とともに紹介します。

 

事前に情報を収集して失敗を回避しましょう!

コスモ建設の平屋事例もご紹介しますね。

 

 

平屋で後悔しがちな点とは?失敗しないための対策

生活スペースが全て1階に収まり、広々とした空間とシンプルな動線が魅力の平屋。

しかし、実際に暮らし始めると「イメージと違う」と感じてしまうケースも中にはあるようです。

 

ワンフロアの平屋ならではの後悔しがちなポイントを、それを解消するための対策とともにご紹介します。

 

生活動線が長い・不便

平屋では全ての居住スペースと部屋が1階に配置されるため、2階建てと比べてワンフロアの面積が広くなりがちです。

 

そのため、必然的に建物の端から端までの距離が長くなるため、間取りによっては移動距離が長くなったり動線が複雑になったりして、設計によっては生活動線が不便に感じるという方もいるようです。

 

対策

生活の際の具体的な動きを意識しながら、LDKを中心に生活動線を意識した間取りづくりが大切です。

家の中で行き止まりができずにぐるりと回れる「回遊動線」を積極的に取り入れると、動線や移動距離のムダが減り、便利に移動できますよ。

 

例えば、「アイランドキッチンにする」「水周りに出入口を2カ所設けてキッチンからもリビングからも入れるようにする」などのアイデアがあります。

 

日当たり・風通しが良くない

平屋は2階建てと比べて建物の高さがない分、立地や周辺環境によっては日当たりや風通しが悪くなってしまうことがあります。

ワンフロアが広いので、中心部分には光や風が届きにくいことも。

 

対策

日当たりや風通しの確保には、窓の大きさ・配置に工夫を。

大きな窓・複数の窓・高い位置の窓など、周辺環境や家のデザインに合わせて、光や風が入りやすいように検討しましょう。

 

例えば、吹き抜けをつくって天井を高くし、天窓や高い位置に窓を付ける間取りは、日光を取り入れやすくなっておすすめです。

窓は2方向以上に設置すると、風の流れができて風通しも良くなります。

 

また、L字型・コの字型・ロの字型の中庭をつくるのもおすすめの間取り。

庭(窓)に面する部屋が増え、採光や風通しの確保がしやすくなります。

 

音やにおいが影響しやすい

平屋は、居住スペースを最大限確保するためにも、廊下を設けずLDKの周りに直接各スペースを配置する間取りが多いです。

 

部屋は全て1階で各部屋同士も近いので、家族の気配が伝わりやすく、プライバシーを守りにくかったり生活音が気になったりしてしまうこともあるでしょう。

キッチンのにおいがリビングや個室へ広がってしまうことも。

 

対策

LDKと各部屋を廊下で隔ててドアを付ければ、音やにおいの広がりは抑えられます。

スペースなどの関係から廊下をつくらない場合は、個室や寝室はLDKから離れた場所につくる、各部屋の間仕切り壁に防音材を施すといった工夫も検討してみましょう。

においの広がりに関しては、換気扇や換気用小窓などで対応するのがおすすめです。

 

外からの目線が気になる

全ての部屋が1階にあるので、隣地や道路との位置関係によっては、外からの視線が気になるケースがあります。

必然的に寝室や浴室などのプライベートスペースも1階になるので、防犯面が気になることも。

 

対策

隣地や道路からの視線を遮るよう、目隠しとなるフェンスや植栽などを設置しましょう。

また、庭をつくって隣地や道路から建物までの距離をとるのも良いです。

 

寝室やお風呂などに窓を付ける場合は、高い位置に付けると採光や通風を確保しつつ外から室内が見えにくいので安心です。

 

収納スペースが足りない

限りある敷地に平屋を建てる場合、どうしても生活スペースに面積を割くことが優先されがちで、結果的に収納スペースが足りないケースも。

 

収納スペースが足りないと、収納しきれなかった荷物が散乱してしまったり、片付けるために収納家具を買い足して結局は生活スペースが狭くなってしまったりします。

 

対策

壁面収納や床下収納、ロフトの小屋裏収納など、デッドスペースを活用した収納スペースのアイデアを検討してみましょう。

スキップフロアの段差を収納スペースにするアイデアもあります。

 

洗濯物干しのスペースがない

2階建ての場合は、2階のベランダや階段周りのホールなどに洗濯物を干す場所を確保することが多いです。

 

しかし、そういったスペースのない平屋の場合、外からの視線を気にせず、たくさんの洗濯物を干すスペースを確保しにくいというケースがあります。

 

対策

L字型・コの字型・ロの字型の中庭をつくれば、外からの視線を避けつつ洗濯物を外干しするスペースが確保できます。

洗濯機からの家事動線を工夫すればさらに便利に。

 

また、洗濯機を置くスペースに室内干しスペースを確保し、ランドリールームとして整えるのも人気の間取りですよ。

 

 

平屋が狭いと感じる後悔もある?狭い土地でも可能?

平屋は1階のワンフロアしかないため、例えば2階建て住宅と同じ生活スペースを確保しようと思うなら、広い土地を確保しなくてはいけません。

同じ敷地に建てるなら、2階建てよりも平屋のほうがどうしても家が狭くなってしまいます。

 

ただし、狭い土地でも広く見せる(広いと感じられる)設計は可能です!

限られた敷地で、できるだけ広々と暮らせる平屋にするためには、間取りの工夫や開放感の確保が重要です。

 

例えば、こんなアイデアがありますよ。

  • 天井を高くして開放感を高める
  • ロフトを活用して利用できる面積を増やす
  • スキップフロアで高低差を使って空間を作り、空間に奥行きをつくる
  • 大きな窓や天窓を設置して空間に抜け感をつくる
  • リビングからつながるウッドデッキを設ける

 

吹き抜けとロフトは建築面積に入らないため、吹き抜けや傾斜をつけた勾配天井にして天井を高くしたり、ロフトを設けることで、より空間を広く使うことができます。

吹き抜けや勾配天井は床面積が広くなるわけではありませんが、人間は同じ容積でも天井が高いと広く感じるというデータもあり、通常の天井高よりも広々として見えます。

 

スキップフロアを設けて間仕切り壁を減らすことでも、開放感が生まれて広く感じるためおすすめです。

 

高低差を上手に使うことで空間に奥行きも出るでしょう。

 

さらに、大きな窓から光がたっぷり入れば、部屋が明るくなり広々とした印象になりますよ。

 

リビングに大きな開口窓も設けて、床続きのウッドデッキをつくるのも、広く感じさせるポイントです。

広く見えるだけでなく、暖かい時期には家族でバーベキューをしたり、テーブルと椅子を置いてゆっくりカフェタイムを楽しんだり、さまざまな過ごし方ができます。

 

以下のコラムでもウッドデッキの魅力をお伝えしていますので、チェックしてみてくださいね!

 

平屋にウッドデッキはおすすめ!メリットデメリットや費用を解説

 

 

平屋のメリットもたくさん!成功事例も

もちろん、平屋にはメリットもたくさん!

 

特にこんな部分は平屋ならではの魅力です。

  • 階段がないので上下の移動がなくて楽
  • 生活動線がシンプルで動きやすい
  • バリアフリーの設計に適している
  • 家族の気配を感じやすくコミュニケーションがとりやすい
  • 重心が重いので地震に強い
  • メンテナンスの際に高所作業の足場を組む必要がないのでコストが抑えられる

 

平屋で後悔しがちな点は、裏を返せばメリットにもなるのです。

 

先ほどご紹介した対策を参考にしながら、ライフスタイルに合った住み良い間取りを考えてみましょう。

 

コスモ建設の平屋事例をご紹介!

コスモ建設の施工事例の中から、素敵な平屋の事例をご紹介します。

 

アテネ

アテネ
アテネ

玄関横に設置された土間収納で収納力は抜群!

造り付けの収納棚と室内干し用のハンガーポールがあるランドリールームも配置し、家事動線に優れた間取りです。

 

寝室の奥にはウォークインクローゼットとデスクスペースも配置し、スペースを上手に活用しています。

 

パリ

パリ
パリ

勾配天井の高天井と天窓で、広く明るいリビングを確保している間取りです。

 

リビングと隣の部屋をつなぐ扉は引き戸タイプを採用し、開放することでさらに広空間に。

アイランドキッチンの作業台の横一直線にダイニングテーブルを配置し、キッチンの動線も便利に仕上げています。

 

以下のコラムでも、平屋のおしゃれな間取りや施工事例をご紹介していますよ!

ぜひご覧くださいね。

 

平屋のおしゃれな間取りをチェック!ポイントや事例をご紹介

 

 

平屋のよくある後悔と対策を知って、失敗のない家づくりを!

平屋は1階建てで全ての部屋がワンフロアに収まる住まい。

最近では若い世代にも人気がありますが、設計によっては平屋を建てたあとに「失敗した」「狭く感じる」と後悔する声を聞くことも。

 

よく聞く後悔としては、生活動線が長く不便になることや、日当たりや風通しが悪くなること。

そのほか、プライバシーや防犯面の不満、収納スペースや洗濯物干しスペースが足りなったという後悔をしている人もいるようです。

また、限られた敷地でスペースを確保するため、「狭いと感じる」という声も。

 

こういった後悔をしないためには、生活動線や各部屋の距離感などを意識した間取りが大切。

間取りの工夫次第で、広く見せる(広く感じられる)設計は可能です!

 

高天井やロフト、スキップフロアなど、縦の空間や高低差を上手に使った間取りも検討してみてくださいね。

限られた土地で平屋を建てる場合は、天井を高くする、大きな窓を設置するなどして開放感を出すことも重要です。

 

もちろん平屋には生活動線がシンプルになる、バリアフリー、地震に強いなどのメリットもあります!

ご紹介した対策を参考にしながら、平屋の魅力を最大限に引き出した住まいづくりに取り組みましょう。

 

コスモ建設は冬の寒さが厳しい北海道のハウスメーカー。

コスモ建設では徹底した気密施工・断熱施工で、暖かく快適な住まいを実現しており、平屋シリーズもご提案しています!

 

 

 

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