こんにちは、コスモ建設の方川です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。
戸建てを買う時に新築物件が良いか、中古物件が良いか迷うこともあるのではないでしょうか。
新築と中古のどちらがおすすめかは、単に建物の新しさや住宅ローンの問題だけではなく、住宅取得費用や立地などさまざまな条件によって変わります。
今回は戸建てにおける新築と中古の違いについてお伝えします。
新築と中古、それぞれにおすすめな人の特徴や、新築と中古のメリット・デメリット、契約方法や費用面などでの違いを解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
新築と中古、戸建てはどっちが良い?こんな人におすすめ!
戸建ての購入を検討するときに悩む方も多い「新築か中古か」という問題。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらがおすすめかは自分がどんな家やエリアに住みたいかや、予算によって異なります。
「新築」とは築年数1年以内で、まだ誰も契約していない状態の物件のこと。
そして、新築には打ち合わせをしながら自由に住宅を建築する「注文住宅」と、建設会社が建てた土地付き住宅である「建売住宅」の2つがあります。
では、新築の注文住宅、新築の建売住宅、中古住宅は、それぞれどんな特徴の方におすすめなのかをお伝えしましょう。
新築の注文住宅におすすめな人
新築の注文住宅はこんな人におすすめです。
- 自分で住みたい家のこだわりが明確であり、一から住宅設計を打ち合わせたい方
- 住みたいエリアを自由に選びたい方
- 新興住宅街でも、ゆったりとした土地や新しいコミュニティなどの希望が明確な方
新築の建売住宅におすすめな人
新築の建売住宅はこんな人におすすめです。
- すでに建築済みの施設を見て、自分のほしい住宅をイメージしたい方
- 新築物件に住みたいが、予算はできれば抑えたい方
- 新興住宅街でも、ゆったりとした土地や新しいコミュニティなどの希望が明確な方
- いつまでに入居したいか明確な方(即入居可能物件があるので)
中古住宅におすすめな人
中古住宅はこんな人におすすめです。
- 比較的予算を抑えて、戸建てを手に入れたい方
- 都心部など交通インフラやショッピング施設が整ったエリアで戸建てに住みたい方
- 複数の物件を比較し、住宅を選びたい方
次でさらに詳しく、新築と中古物件のメリット・デメリットをさまざまな面から比較していきます。
新築と中古のメリット、デメリットも比較!
新築住宅と中古住宅で大きく異なる点は、建物の新しさ、入居までの期間、費用などです。
それぞれメリット・デメリットを比較していきましょう。
新築住宅のメリット
新築なら最先端の設備がある家も多く、耐震性や断熱性などの性能に優れた住宅に住むことも可能です。
お風呂やキッチンなどでも最新の機器や機能を利用できる可能性が高く、上手に使えば生活の質を上げたり家事を時短することができるでしょう。
また、気密性や断熱性の高い建物も多く、光熱費の節約につながるため、ランニングコストを抑えることも可能です。
注文住宅であれば、自分の思い通りに物件を建てることができるのも大きなメリットです。
間取りや設備などを自分たちでプランニングすることによって、理想に限りなく近い物件を手に入れることができるでしょう。
建売住宅は、すでに物件ができ上がった状態で内覧できるため、条件さえあえば新築住宅でも即日入居が可能なのがメリットです。
また、新築建売物件が多く販売されているエリアは、これから地域コミュニティが成長していく可能性が高いエリアといえます。
街のさらなる発展や再開発を進めているエリアには新築物件が多く立ち並ぶ傾向にあり、スーパーや保育園、病院などの建設も計画されるのが一般的です。
新築住宅のデメリット
新築住宅の大きなデメリットは、住宅を取得する際の費用が中古物件よりも高額になりやすいことでしょう。
注文住宅では、物件ができ上がるまでに一定の期間がかかるのもデメリットといえます。
土地探しから始めるなら、入居までおよそ1年から2年ほどの期間が必要となるでしょう。
注文住宅を建てるまでの期間の目安や流れは「注文住宅を建てるまでの流れは?新築一戸建て完成までを解説」も参考にしてくださいね。
建売住宅の場合は、すでに完成している新築住宅を購入することになるため、間取りや設備を選ぶ幅は少なくなります。
建売住宅でもドアの付け替えなど一部のカスタマイズは可能ですが、オプション料金が発生することもあるのでしっかり確認することが大切です。
中古住宅のメリット
中古住宅は新築よりも住宅価格が安い傾向があります。
内装をリフォームやリノベーションするケースもありますが、それでも新築を建てるより安く済むことが多いでしょう。
さらに、中古住宅は建売住宅と同様にすでに物件ができ上がっていますので、即日入居が可能です。
転勤などで住宅を手放す人が多い春や秋のシーズンには、たくさんの物件から選べる可能性も高まります。
また、中古物件の多いエリアは、交通インフラやショッピング施設などの住環境が整っている傾向にあります。
そのため、内覧時にご近所づき合いや周辺の環境を見ることができ、ゆったりとした生活が過ごせるという評価もあります。
中古住宅のデメリット
中古住宅は、築年数が浅くても以前の入居者が居住していた都合上、新築よりも部屋の各部分に不都合が起きやすい傾向にあります。
そのため、住んでみてから少しずつリフォームしたり、入居前に一気にカスタマイズするといった方も多いです。
リフォーム費用や設備が故障した場合の修繕費などがどれくらい必要になるかは、購入時には予測できない部分もあるため、予想外の出費がかさむことも。
また、築年数が古い中古住宅で担保価値が低いと判断されると、住宅ローンの審査に通らない可能性もあるので注意しましょう。
古い物件だと耐震性が低い旧耐震基準の住宅もあるため、耐震性能が新耐震基準に基づいているかもチェックポイントです。
中には都市部に近くても交通の便があまり良くないといった理由により、中古物件の多いエリアもあります。
自動車などの交通手段があり、購入した物件に安くリノベーションを行い長く住みたい人にとっては、おすすめといえるでしょう。
新築と中古の契約や費用面の違い
「長期ローンを組んででも戸建てに住みたい!」という声をよく聞きます。
では、契約時や費用面についての新築と中古の違いはあるのでしょうか。
新築のうち注文住宅の場合は、土地と建物についてそれぞれ別途契約が必要になります。
そのため、地主さんや施工業者と直接交渉を行い、支払い先や契約内容を事細かに決めなければなりません。
とはいえ、信頼できるハウスメーカーや不動産会社を見つけられれば、これらの作業を代行してくれるので安心です。
建売住宅や中古住宅は、土地と住宅がセット販売になっています。
そのため、支払い先が明確で住宅ローンの全容も見えやすくなります。
一般的に中古住宅の方が支払い額が抑えられますが、中古住宅でフラット35などの住宅ローンを契約したい場合は、必要に応じて耐震性などの補強工事を行うことが契約条件となっているため、追加費用が発生する可能性があります。
また、築20年を超える中古物件は老朽化が進んでいるため、大規模修繕に向けて修繕費用も用意しておかなければなりません。
新築の場合は規準に達していない物件を販売するケースは少なく、補強工事が必要であれば販売・施工業者が修繕費用を負担してくれます。
さらに、新築は中古よりも購入時に受けられる控除が多く「マンションは5年間、戸建ては3年間建物分の固定資産税が半額」「建物分の固定資産評価額から1,200万円が控除される」といったメリットがあります。
一方、中古は建物にかかる不動産取得税固定資産税の軽減措置がなく、築年数に応じて控除額は減額されます(戸建て:築20年以内、マンション:築25年以内、もしくは新耐震基準を満たしている場合)。
この記事のポイント
新築・中古の違いは、住宅の特徴以外にもさまざまです。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分がどんな環境でどんな家に住みたいか、理想の生活はどんな条件かをよく考えて検討しましょう。
住宅そのものの価格だけでなく、居住期間とその維持費、周辺の環境など、自分が重要視するポイントによってどっちが良いか判断することが大切です。
新築住宅のメリットは、設備が新しく、耐震性など住宅の性能も高いことです。
気密性が高いため光熱費が節約できるなど、総額で考えると安く抑えられる場合もあります。
ただ、新築物件は高額になる傾向があります。
中古住宅のメリットは、新築よりも住宅価格が安い点です。
しかし、設備が経年劣化するなど不都合が起きやすい傾向にはあります。
契約や費用面での違いもあるため、どっちがお得かも考えてみましょう。
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