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ハウスメーカーコラム

リビング階段は寒いって本当?言われがちな理由や対策

コスモ建設の田村です。
いつも記事を見てくださってありがとうございます。

十数年前に人気に火が付き、現在もファミリー層からの支持が高いリビング階段。
メリットも多いと聞くのでリビング階段が気になるものの、実際にリビング階段にしている方の評判を聞くと「寒い」という声があるのも気になりますよね。

リビング階段は本当に寒いのか?
また、寒いのであればその理由や対策について知りたいところ。

リビング階段の魅力とともに、寒いと言われる理由や寒さ対策についてもお話していきます。

リビング階段の特徴!寒いって聞くけど実際は?

「リビング階段」は「リビングイン階段」とも呼ばれ、リビングの中に階段があり、2階に上がるには必ずリビングを通る必要があります。

寒いと言われてしまいがちな理由は、2階とリビングが直結しているからです。
通常、冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へと流れていきます。
そのため、2階に暖かい空気が逃げてしまい、リビングが寒いと感じてしまうのです。

ただ、今の家は高気密な家が増えているので、リビング階段にしても寒さを感じにくいと言われています。

設計や窓の位置などによっても変わってきますが、リビング階段にすることで「寒い」とは一概には言えません。
あえてリビング階段をオススメしてくるメーカーは、それだけ高気密で寒さ・暑さに強い家をつくれる自信があると言っていいでしょう。

寒いと言われるリビング階段でも暖かく過ごすコツ

高気密な家では寒さはそこまで心配しなくてもいいリビング階段ですが、窓の位置や人の出入りで空気の流れが変わることにより、ひやりとした空気を感じることはあるかもしれません。

また、すでにリビング階段を設置していて、寒さを緩和したいと思われている方もいらっしゃるでしょう。
もしリビング階段で寒いと感じても、暖かく過ごすコツをご紹介します。

扉を付ける

できるだけ完全に寒さを感じないようにしたい!という方におすすめなのが、階段の入り口に扉を付ける方法です。
扉は引き戸にすると、出入りの際に人とぶつかる心配もなく、スペースも取りません。

すでに建ててしまっている方は、リフォームで取り付ける方法もあります。

カーテンやロールスクリーンを付ける

ドアの取り付けよりも簡単にできるのが、カーテンやロールスクリーンです。
階段の入り口上部にカーテンレールを取り付けます。

もし穴を開けるのが難しかったり、効果を試してみたかったりする場合は、つっぱり棒でのれんのようなものを付けたり、つっぱりタイプのカーテンレールを使ったりしてもいいでしょう。

サーキュレーターを使う

寒さを緩和させるために、部屋の中の空気を循環させる方法です。
これはスケルトン階段など階段に壁が無くオープンな場合に有効で、扉やカーテンが取り付けられないときに使えます。

2階と1階の空気が撹拌(かくはん)され、2階に上がってしまった暖かい空気を1階へと運ぶことができます。

リビング階段はメリットもたくさん!

ソファで語らう家族

「高気密な家で評判のメーカーだけど、リビング階段はやっぱり多少寒いのでは…」そんな心配をされている方もいらっしゃるでしょう。
リビング階段はメリットもたくさんあるので、それもふまえて改めて設置の有無を考えてみてはいかがでしょうか?

家族がつながる

「家族とのつながり」を感じられるメリットは、リビング階段を設置する大きな理由の一つではないでしょうか。

2階に子ども部屋があるご家庭は多いと思いますが、必ずリビングを通る必要があるので顔を合わせる機会が必然的に増えます。
また、声や音も通りやすいので、お互いの気配を感じることができます。

しゃべらなくても顔を見て変化に気づくことができ、家族がつながることができるのは大きなメリットです。

開放感がある

特にスケルトン階段などオープンなリビング階段は、部屋を広く開放的に見せる効果があります。

2階に窓を設ければ、光を効果的に取り込むことができ、明るいリビングになります。
吹き抜けとも相性が良いので、あわせて取り入れることで広々とした家に見せることができます。

部屋干しに最適

2階に暖かい空気が流れ込みやすいので、2階で干した洗濯物が乾きやすいです。
部屋干し派のご家庭にはピッタリですね。

2階は寝室や子ども部屋などプライベートな部屋が多いので、来客者に洗濯物を見られにくく、洗濯物をしまうときも各部屋にすぐ持っていけるので家事動線も良くなりそうですね。

夏はリビングが涼しい

暖かい空気が2階に上がるため、冬は「寒い」と言われるリビングですが、夏は逆に涼しくなるというメリットに変わります。

2階は暑さがこもってしまうので、窓の場所や間取りを工夫して暑さを逃すようにしてくださいね。

この記事のポイント

冬場は寒さが気になるという声もあるリビング階段。
現在の家づくりでは高気密な家が多いため、そこまで寒さが気になるということはありません。

それでも、窓の取り付け位置や人の出入りによって寒さを感じるということはあるかもしれません。
その場合は階段に扉やカーテンを取り付けたり、家の空気が循環するようにサーキュレーターを使うなどの対策をすることで、寒さを和らげることができますよ。

リビング階段は家族と顔を合わせる機会が増え、お互いに気配を感じられるのは大きなメリットです。
他にもリビングに開放感が出たり、部屋干しに向いているなどメリットもたくさんあります。

ぜひメリット・デメリットをふまえて、検討してみてくださいね!
モデルハウス

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この記事を書いた人

営業部田村 光年

携わったお客様に『私からでよかった』『私に任せておけば大丈夫』と感じていただけるお付き合いができるよう、お客様に向き合い一緒にチャレンジし、共に成長していけたらと思います。

 

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