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中古住宅の購入を検討する際、新築住宅にするか悩む方も多いでしょう。

 

検討を進めるためには、それぞれのメリットとデメリットを把握して判断することが大切です。

 

そこで今回は、中古住宅を中心に、新築やモデルハウスの購入も含めてメリット・デメリットを解説します！

 

これから住宅購入の検討を始めるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

中古住宅のメリット・デメリットを詳しく解説！

近年の住宅価格の高騰を受け、中古住宅を検討する人が増えています。

 

まずは中古住宅のメリットとデメリットから確認しましょう。

中古住宅を購入する場合の注意点も、あわせて参考にご紹介します。

 

中古住宅を購入するメリット

中古住宅を購入するメリットとしてまず思い浮かぶのは、購入費用が安いことではないでしょうか。

物件価格が安いことを含め、中古住宅購入の主なメリット3点をご紹介します。

 

メリット①新築と比べて物件価格が安い

中古住宅購入の大きなメリットは、新築に比べて価格が安いことです。

同じような立地や広さの物件でも、中古のほうが新築より安く購入できる可能性が高いです。

 

メリット②実際の物件を確認して選べる

中古住宅はすでに完成している物件なので、実際に見学して確認してから購入を決めることができます。

 

新築の場合は完成前に購入を決断しなければならないケースが多いですが、中古住宅では外観や内装、設備などを自分の目で確かめられるため、入居してから「想像と違った！」となる失敗を減らせます。

 

また、モデルハウスではない中古住宅であると、売主に生活の利便性や周辺環境についても感想が聞けるメリットもあるでしょう。

 

メリット③立地の選択肢が広がる

新築を建てる場合、すでに家が建っている場所には建てられないため、立地の選択肢が限られてしまいます。

 

特に、人気のエリアはすでに家が建っていたり、予算が合わなかったりして、希望に合った土地を見つけるのが難しいことも。

 

一方、中古住宅を選択肢に入れることで、立地の選択肢が広がり、希望に合った立地を見つけられる可能性が高まります。

 

中古住宅を購入するデメリット

続いて、中古住宅を購入するデメリットを3点ご紹介します。

 

デメリット①リフォーム費用がかかる場合がある

中古住宅は、完成から時間が経っていたり人が住んでいたりした家なので、新築と比べて老朽化や劣化が進んでいます。

住宅の状態によっては、入居前に修繕が必要になることもあるでしょう。

 

また、中古住宅購入では自分の好みや暮らしやすさに合わせて、デザインや間取り、内装、設備などをリフォームすることも多いです。

 

このようなリフォーム費用を含めると、なかには購入代金と合わせた住宅費用の総額が新築購入費と変わらないケースもあります。

 

デメリット②住宅ローン審査が厳しい

中古住宅は経年により建物の資産価値が低下しているため、住宅ローンを契約する際の担保価値が低く見積もられる傾向があります。

そのため、新築と比べて住宅ローンの審査が通りにくかったり、必要額を借りられなかったりする可能性も。

住宅ローンが借りられない、融資額が足りない場合は、自己資金を多く用意する必要があります。

 

デメリット③耐震性に注意する必要がある

住宅の耐震基準は時代とともに強固になっているため、築年数が古すぎる物件は耐震性が低い可能性があります。

特に1981年以前に建てられた物件は、現行の耐震基準を満たしていない可能性も。

大地震による倒壊リスクを考えると、耐震補強が必要になるかもしれませんが、これには高額な費用がかかることがあります。

 

中古住宅を購入する際の注意点

中古住宅を購入する際は、物件状態の確認が重要です。

物件の状態によっては予想以上に修繕費用が発生してしまうケースもありますが、基礎や配管、壁内、耐震性など、個人では確認しきれない部分も多いです。

 

そのため、以下のような対策について知っておきましょう。

 

ホームインスペクションを利用する

専門家である住宅診断士が、住宅の劣化状況や不具合の有無を診断し、修繕の必要性やその費用目安などを第三者の立場でアドバイスするものです。

物件の状態を正確に把握することで、購入後のリフォームやリノベーションの必要性も判断しやすくなります。

 

契約不適合責任（瑕疵担保責任）を確認する

契約不適合責任（瑕疵担保責任）とは、購入した住宅に契約内容と異なる不具合があった場合、売り主が責任を負うというものです。

 

契約時に説明のなかった不具合があとから見つかった場合、一定期間は売り主に修繕費用や損害賠償の請求ができます。

契約不適合責任が適用される期間は、不動産会社からの購入の場合、引き渡しから2年以内と法律で定められています。

 

ただし、売り主が個人の場合は期間設定が短い場合が多いので、契約内容をよく確認することが重要です。

 

こちらのコラムでも、中古住宅を選ぶ際のポイントを解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

中古住宅の選び方のポイントを解説！モデルハウスを購入という選択肢も

 

 

新築住宅のメリット・デメリットも確認！中古住宅と比較

続いて、新築中住宅のメリットとデメリットをご紹介します。

 

「新築神話」という言葉があるほど、日本は新築志向が強いです。

中古と新築のメリットデメリットは、表裏一体になっている部分が多いので、比較してよく検討してみてくださいね。

 

新築住宅を購入するメリット

新築住宅を購入する主なメリットは以下のような点です。

 

①物件や設備が新品

新築住宅は、建物、外装・内装、設備まで、全てが新品です。

また、購入する・建てる時点で最新設備や建材が使用されるため、住宅性能も高く、使いやすく、暮らしやすいのが大きなメリットです。

 

②ランニングコストを抑えられる

新築住宅は耐久性の高い最新の建築材で建てられ、最新設備が設置されているため、修繕が必要になるまでの期間が長いです。

また、高い耐震性や省エネ性能により、長期的に見ればメンテナンスや光熱費などのランニングコストを抑えられる可能性も高いといえます。

 

③税金面でのメリットが大きい

中古住宅と比べて税制上のメリットが大きいです。

住宅ローン控除の期間や最大控除額が中古住宅より大きくなるほか、固定資産税や登録免許税、不動産取得税などの軽減措置もあります。

 

新築住宅を購入するデメリット

続いて、新築住宅購入のデメリットを確認しましょう。

 

①中古住宅に比べて物件価格が高い

新築住宅は、同じような条件の中古住宅と比べると物件価格が高いのがデメリット。

 

しかし、中古住宅の場合はリフォーム費用がかかる可能性があること、新築住宅はランニングコストを抑えやすいことや税制優遇があることなどを考慮すると、長期的なコストは必ずしも大きな差があるとは限りません。

 

マイホームの予算の決め方については、こちらのコラムもぜひご参考ください。

マイホームの予算の決め方には基準がある！予算決めの注意点も解説

 

②希望の立地を見つけるのが難しい

人気エリアでは、新築用の土地を見つけるのが難しい場合があります。

「駅に近い」「災害リスクが低い」「眺望が良い」など、条件の良い場所ではすでに建物が建っていることが多く、選択肢は少し限られる可能性があります。

 

デメリット③完成前に購入するケースが多い

新築住宅は、建売住宅を購入する場合もありますが、物件の完成前に購入契約を結ぶケースが多いです。

図面や完成予想図で概要確認しながら、日当たりや眺望、間取りや設備の使い勝手などは、想像力の範囲で判断せざるを得ないのはデメリットといえるでしょう。

 

 

モデルハウスを購入するという方法もある

中古・新築での購入以外に、住宅会社のモデルハウスを購入するという選択肢もあります！

 

モデルハウスは、住宅の購入を検討している方を対象にした展示用の住宅で、展示終了後には購入できるものもあるんです。

詳しくご説明しましょう。

 

モデルハウスを購入するメリット

モデルハウスを購入する主なメリットは以下の2点です。

 

①最新のおしゃれな住宅がお得に購入できる

モデルハウスは展示期間中に多くの人が見学するため、そのぶん通常の新築住宅よりも価格が低く設定されています。

さらに、住宅のアピール用に内装や設備も魅力的に仕上げられているケースが多いです。

個人の中古住宅よりも、新築住宅に近いきれいでおしゃれな状態で購入することができます。

 

②すぐに入居できる

モデルハウスは内装工事や設備の設置が完了しているので、購入後すぐに入居できるのも大きなメリットです。

家づくりは、注文住宅なら1年以上かかることもありますが、モデルハウスの購入なら購入手続きはとてもスムーズ！

物件は完成済みなので、内装や設備、日当たりなどを確認した上で検討できるのも利点です。

 

モデルハウスを購入するデメリット

続いて、モデルハウスを購入するデメリットを確認しましょう。

 

①中古住宅としてローンや瑕疵担保責任に影響が出る可能性がある

新築の定義は「完成から1年以内で、かつ、まだ誰も住んでいない家」です。

今まで誰も住んでいなかったとしても、モデルハウスが完成から1年以上経過している場合、法律上は中古住宅として扱われる可能性があります。

これにより、税金の優遇や住宅ローンの審査、瑕疵（かし）担保責任の期間などに影響が出る可能性があります。

 

②汚れやキズが付いている可能性がある

モデルハウスは、展示期間中に多くの人が出入りするので、内装などに汚れやキズが付いている可能性があります。

新築住宅では、購入時に判明した汚れや傷などの不具合は住宅会社の責任で補修してもらえますが、モデルハウスの販売では、これらの補修に応じてもらえないケースも中にはあります。

このような場合の対応がどうなるのか、契約時に確認が必要です。

 

コスモ建設では、常時たくさんのモデルハウスを公開・販売しております。

コスモ建設の家づくりを、ぜひご体感してください！

 

 

中古住宅のメリットとデメリットを知って新築と比較検討を

中古住宅と新築住宅のどちらを購入しようか迷っているなら、それぞれのメリットとデメリットをしっかり把握した上で検討を！

 

中古住宅は新築よりも価格が安い、実際に物件を確認できる、立地の選択肢が広がる点がメリット。

しかし、リフォーム費用がかかる可能性がある、住宅ローン審査が厳しい、古すぎると耐震性が低い可能性があるなどの注意点があります。

 

一方で、新築住宅は物件や設備が新品である、ランニングコストを抑えやすい、税制優遇が大きい点などがメリット。

中古住宅よりも価格が高いというデメリットがありますが、ランニングコストや税金などを考えると、長期的にはコストの差は小さい可能性もあります。

 

住宅会社のモデルハウスを購入するという選択肢も、ぜひ視野に入れて検討してみてくださいね！

 

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