社長挨拶

この地で「選ばれる企業」を目指す。

近年、世界規模で自然災害やパンデミックが起こる中、北海道でも危機意識が高まっています。住宅においては高気密・高断熱、そして高耐久の構造はもちろん「安心・安全な家づくり」が重要なキーワードとなっています。

私たちが1984年（昭和59年）の創業以来採用している2×4（ツーバイフォー）工法は、北米で開発され、世界標準工法として広く普及しています。北海道の厳しい自然環境に適し、また品質と耐震性・耐火性・耐久性が今の住宅ニーズとも合致し、今後ますます求められてくる工法であると確信します。

コスモ建設は、家づくりにおいて製品の質を高めながら、コストを抑えることに最大限の努力をしてきました。信頼できる大工を確保するために、大工施工部門をグループ会社とし、外注費の発生しない直営管理を行う。また自社工場でのパネル生産で、工期の短縮、品質管理、コスト削減に努める。私たちは２×4工法にこだわりながら、より地元のお客様に寄り添う体制づくりを図るため、2021年には札幌市清田区へ本店機能を移し、札幌、千歳、苫小牧の3拠点をベースに取り組んでいます。この地の気候風土を知り尽くした地場企業の自負と使命感を持って常に成長し続けたい。地域に密着し皆様のための「選ばれる企業」を目指しています。

柔軟な感性で、人と時代に呼応する。

インターネットやSNSを通じたコミュニケーションが日常となった今では、家に居ながら多方面の情報を集め、興味を持ったコンテンツに直接アクセスして理想の生活空間をイメージできます。一方、家族いっしょにモデルハウスへ足を運び、居心地や使い勝手を直に体験すればマイホームの夢はさらに具体化されます。このバーチャルとリアリティのメリットを組み合わせることで、よりわかりやすく効率的に家づくりが楽しめます。

私たちは「ネット」から「現場」まで、お客様との一つひとつの接点を大切に考え行動しています。コスモ建設のホームページをご覧いただきますと、スタッフ紹介のページがあります。社員一人ひとりのプロフィールを通じて「お客様との向き合い方」や「人となり」を感じていただき、お客様へ安心をお届けできればと思っています。新しい感性で、ベテランと若手社員がお互いに刺激し合い、共に向上していける環境のもと、私たちは、幅広い世代の嗜好や思いを把握しながら、Face to Face（フェイス・トゥ・フェイス）で不安・お悩みを解決してまいります。

お客様の思いを、性能とデザインで答える。

理想の住まいとは何か、マイホームに求める思いは家族それぞれのものです。私たちは常にその考え方や希望に謙虚であるべきだと思っています。まずはお客様と一緒になって、同じ価値観を持ち、取り組んでいくことが大切です。

私は高校・大学と7年間カナダで過ごしました。言語はまず「聞く」ことから上達し、次に「話す」がついてきます。相手の表情や声のトーン、身振り手振りなどを感じながら、人間が持つ五感の全てを生かしコミュニケーションが成立することを学びました。

お客様とわかりあえることで、良い関係が出来上がります。それは簡単なこと、きれいごとではなく、私たちの経験や知識の全てを出し切って向き合う強い意志が必要です。だからお客様に喜んでいただけるととても嬉しい。人生最大の笑顔を作ってあげられることが、私たちの至上の喜びなのです。大きなやりがいであり、次のステップへのモチベーションを高めることでもあります。

創業以来、コスモ建設は「誠心誠意」を信条に取り組んでまいりました。心を込めた一つひとつの思いは、必ずやお客様に届くと信じています。建てたお客様のお子様が、成人になり結婚したのちに、再びコスモ建設で建てていただけるのは「心」が伝わった証であると自負しております。

北米の過酷な気象条件のもとに生まれ、暮らしを暖かく包み込む2×4住宅は、さらに独自の技術で磨き上げた北海道仕様の住宅へ。コスモ建設ならではの性能とデザインで、これからもお客様お一人お一人へ、心を込めた奥行きのある提案をしてまいります。