コスモ建設の田村です。いつも記事を見て下さってありがとうございます。
ローコスト住宅はデザインや間取りを規格化し、デザイン費や設計費といった費用を抑えるなど、さまざまな面でコストカットして建てられる住宅のこと。
間取りを自分たちで決める注文住宅とは違ってある程度規格化されているため、「規格住宅」とも呼ばれます。
ローコスト住宅を建てたら何年住めるのか?
ローコスト住宅を建てるのにどのくらいの期間がかかるのか?
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ローコスト住宅に何年住めるかという寿命の目安や、ローコスト住宅が建つのに必要な期間などについて、注文住宅の場合と比べながら解説します。
ローコスト住宅は何年住める?建ててからの期間は?
ローコスト住宅について、「なんとなく寿命が短いのでは?」「早く建てられるということは、なにか欠陥があるのでは?」と誤解している方もいらっしゃるかもしれません。
実は、ローコスト住宅の耐用年数は注文住宅など一般的な住宅と変わりません。
使われる素材によって寿命は異なりますが、木造住宅なら30年程度、鉄筋コンクリート造なら50年〜長ければ90年程度といわれています。
ローコスト住宅が短寿命であるイメージがあるのは、おそらく過去に欠陥住宅の問題が発生して、ニュースでも大きな話題になったからではないでしょうか。
かつて、あるハウスメーカーが必要以上の人員削減を行い、現場監理が不足して監理が行き届かなくなった結果、多くの欠陥住宅が出てしまったことがありました。
この問題は管理する人員が不足していたことが原因であり、ローコスト住宅の資材や建材の質とは関係ありません。
ローコスト住宅でも、実績があり信頼できるハウスメーカーや工務店に依頼すれば、一般的な住宅と同様に長寿命の家を建てることが可能なのです。
注文住宅でもローコスト住宅でも、家の寿命を長くするポイントは腕のいい職人さんに建ててもらうこと。
モデルハウスを見学したり施工事例をチェックしたりして、どんな建築会社に依頼するか検討しましょう。
コスモ建設では、モデルハウスの見学を随時行なっております。
性能・仕様・間取りなどを見ていただけますので、ぜひお気軽にお越しくださいね。
ローコスト住宅を建てるのに必要な期間の目安は?
実際にローコスト住宅を建てるとなると、どれくらいの期間が必要なのでしょうか?
注文住宅の場合と比較して確認していきましょう。
ローコスト住宅の建築期間の目安
ローコスト住宅を建てるのに必要な期間は、ズバリ約3カ月。
コスモ建設のセレクトスタイルのローコスト住宅「LC-series 2023」の場合も同じです。
ただしこれは、工事を着工してから完成するまでの期間です。
建物の設計や内装・外装などのプランの打ち合わせや事前準備、地鎮祭などを行う期間を含めても、だいたい3〜4カ月を見ておけば大丈夫だといわれています。
ローコスト住宅は間取りや外壁の種類、キッチンやトイレ、風呂などの仕様があらかじめ決まっており、建材の種類や建て方がパターン化されていることが多いです。
そのため、打ち合わせでは「図面の作成」「内装・外装プランの打ち合わせ」といった部分を効率的に進めることができ、回数自体も少なくできます。
工事でも、建材をあらかじめカットしておけるなどスムーズに行えるため、建築期間を短くすることができるのです。
もちろん、建築期間が短いからといって、ローコスト住宅が「手抜き工事」というわけでは決してありません。
あくまで、規格化されているから効率的に打ち合わせや工事を進めることができ、建築期間を短くできるということですので、ご安心ください。
注文住宅の建築期間の目安
フルオーダー住宅(注文住宅)の場合、打ち合わせや建築中の期間を合わせると、ローコスト住宅よりも少し長めの4〜6カ月が目安です。
注文住宅の打ち合わせでは途中でプランを変更したり、工事中にイレギュラー対応が発生する場合もあるため、規格住宅に比べるとどうしても時間がかかってしまう傾向があります。
フルオーダーの住宅を建てる場合、施主様と建築会社の意見のすり合わせが非常に大切なプロセスになります。
施主様のご希望に添うような間取りなどを考えつつ、建築のプロの目線でもご提案をさせていただきます。
そのためじっくりとお話を聞かせていただくことも多く、確認事項も増えるため、打ち合わせに時間がかかり、回数が増えることもあるのです。
注文住宅でスムーズに打ち合わせを進めるコツは、家づくりの希望をはっきりさせ、優先順位を決めておくこと。
「バリアフリーの家が良い」「家事動線の良い家にしたい」「トイレや洗面台はシンプルなもので良いがキッチンにはこだわりたい」など、優先する条件を話し合っておきましょう。
ローコスト住宅を建てる流れは?
ローコスト住宅を建てる際の流れは、おおまかに以下のようになります。
- 土地探し・建築会社の決定
- 規格住宅のプランの決定
- 図面の作成・お見積りの作成
- ご契約
- 詳細な内装・外装プランの打ち合わせ
- 地鎮祭
- 着工
- 竣工・引き渡し
フルオーダーの場合も、実はほぼ同じような流れです。
詳しくは「注文住宅を建てるまでの流れは?新築一戸建て完成までを解説」をご覧ください。
規格住宅でもフルオーダーでも、土地が見つかっていない場合は最初に土地探しが組み込まれます。
土地探しから入ると長い期間がかかってしまうこともありますが、土地探しから家が建つまでだいたい1〜2年見ておくと良いでしょう。
規格住宅とフルオーダー、総合的に見れば工期そのものにさほど違いはありません。
「どんな家を建てたいのか」を念頭に、それぞれのメリット・デメリットをふまえて考えてみてください。
ローコスト住宅の保証期間は?
住宅を建ててからハウスメーカーが責任を負う期間や保証内容の目安も、規格住宅とフルオーダーで違いがあるのか気になるところでしょう。
基本的に、住宅の保証期間は10年です。
これはどの住宅でも変わりません。
その理由は、法律で10年保証を付けることが決まっているからです。
保証期間に違いがあるとすれば、ハウスメーカーや工務店による違いでしょう。
大手のハウスメーカーの場合は保証期間が20年、30年と長かったり、ハウスメーカー独自の保証が付いていたりすることもあります。
家の価格の差や注文住宅であるといった理由だけで保証期間に違いが出るということはありません。
どこの業者に設計・建設を頼むか迷ったら、保証範囲や保証期間を比較してみるのも参考になりそうですね。
ハウスメーカーの選び方について、詳しくは「ローコスト住宅のハウスメーカーの選び方は?選ぶポイントや注意点」もご覧ください。
家を長持ちさせるための点検のポイントなどは「一軒家の点検は何をする?新築時と定期点検のポイント」をご覧ください。
ローコスト住宅は何年住めるかは、注文住宅と同じ!
ローコスト住宅は何年住めるでしょうか?
注文住宅など一般的な住宅と同じで、木造住宅なら30年程度、鉄筋コンクリート造なら50年、長ければ90年程度が寿命といわれています。
ローコスト住宅を建てる期間の目安は約3カ月。
パターン化された規格住宅は効率良く作業が進められます。
ちなみにフルオーダーの注文住宅は4~6カ月といわれています。
フルオーダーの場合、打ち合わせの回数が増える傾向にあるので、工期よりも計画段階での期間が長くなる可能性があります。
ただし、工法により短縮できる場合もあり、実際の工期としては規格住宅とさほど変わらないケースもあります。
土地探しから始める場合は1〜2年かかることが多いです。
家が建つ期間を短くするポイントは、いかに打ち合わせをスムーズに進めるか。
家づくりで重視するところや優先順位をはっきりさせておくと良いですね。
家が建ったあとのアフターフォローの期間については、ハウスメーカーによって異なるため一概にはいえません。
「ローコスト住宅だから保証が短い」ということはないため、どのような家を作りたいかによってローコスト住宅にするか注文住宅にするか決めると良いでしょう。
ローコスト住宅をはじめ、新築一戸建てをご検討の方は札幌のハウスメーカー コスモ建設へお気軽にご相談下さい!
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