両親が札幌に来る時は専ら私の妻と子供達と過ごす事がほとんどなのですが、先日は数年ぶりに3人での時間を過ごしました。
美術館が好きな両親なので、所用が終わってから近代美術館の【国宝法隆寺展】へ行って参りました。
なかなかないツーショットでの写真
少し照れくさそうな2人がなんだか微笑ましかったです。
展示品は聖徳太子にまつわる物から建物に実際使われている装飾品などなど、非常に見応えがありました。
法隆寺は聖徳太子ゆかりの寺院で、現存する世界最古の木造建築物として、飛鳥時代の姿を現在に伝えています。
※写真は五重塔です。
五重塔は高さ約32メートルで、檜が使用され「積み上げ構造」といわれる建築様式で建てられているそうです。塔の真ん中には、一本の柱がありますが、これは各階とは切り離されており、各階が単純に重ねてあります。そのため地震の際は、各階が互い違いに揺れて、振動を吸収する構造になっているとのこと。この建築技術は、現代の最先端建築である東京スカイツリーにも採用されています。
1300年前の技術が今なお活かされているというのは本当に凄い事ですよね♩
展示の最後に神々しい存在感を出していたのが、
菩薩半跏思惟像
(ぼさつはんかしゆいぞう)
多くの展示品がある中で、一番目を奪われたのがこちらの像でした。
この慈愛に満ちた表情に心惹かれたのかもしれないです。
無意識に癒しを求めているんでしょうか。笑
ともあれ楽しそうな両親の顔が見れて良かったです。
長生きして下さいね。