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ハウスメーカーコラム

土地選びの優先順位はどうやって決める?重視したいポイントもご紹介

コスモ建設の方川です。いつも記事を見てくださってありがとうございます。

注文住宅を建てるとき、最初に考えなくてはいけないのが「土地」について。
土地が決まらないことには、家づくりが始められません。
どんな土地でどんな場所が良いのか、優先順位を明確にして土地選びをすることが大切です。

今回は、土地選びにおける優先順位の決め方について解説。
土地を選ぶ際、優先順位はどうやって決めれば良いのか?
選ぶ際に重視するポイントや、必ずチェックしておきたい要素なども合わせてご紹介します。

土地選びをする際の優先順位の決め方は?

家を建てる土地に求める条件は人によっていろいろあると思います。
希望の予算や広さが叶う、 交通の便が良い、周辺の利便性が良いなど、すべての条件を満たす土地を見つけることは難しいので、土地選びでは条件に優先順位を決めることが大切です。

家選びの優先順位を決める際は、このように考えてみてはいかがでしょうか。

  • 土地や場所に対する希望の条件をリストアップする
  • どうしても譲れない条件を考える
  • 「これだけは避けたい」というNG条件を考える
  • 子育て、教育、老後などのライフプランを踏まえて考える

まずは家族全員で、希望の条件を話し合ってみましょう。
「通勤・通学がしやすいエリアが良い」「○○坪以上の広さの土地が希望」「近くに病院や大型スーパーがあると良い」といった、さまざまな条件が出ると思います。
そのなかで、どうしても譲れない条件、そして「これだけは避けたい」という条件を考えながら優先順位を付けていきましょう。

たとえば共働きの家庭なら、近隣に保育園や病院は必須でしょう。
一方、通勤時間にこだわるよりも、一駅離れることで始発駅から座って通勤・通学できるならその方が良いかもしれません。
さまざまな角度から考えることが大切です。

また、「今」だけではなく、出産・育児・転職・子どもの教育・老後の生活といった、ライフプランを見据えながら検討してみましょう。

土地選びの際に重視されているポイントをご紹介

土地選びの優先順位として、多くの方が重視している4つのポイントをご紹介します。

交通の利便性

通勤・通学は毎日のことなので、交通の利便性は大切です。
自宅から会社や学校までの時間、最寄駅までの距離はもちろん、電車の本数や主要駅までのアクセス利便性と混雑具合などもポイント。

車を使う方なら、道路の混雑具合や安全性なども確認したい点でしょう。
北海道など雪が降る地域でバスや自家用車を使う場合は、冬道の状況も忘れず想定を!

ただし最近では在宅勤務やリモートワークなど、新しい働き方も増えてきています。
毎日の通勤がないという方は、交通の利便性の優先順位が下がる可能性もあるでしょう。

周辺施設の利便性

スーパーやドラッグストア、飲食店、コンビニ、病院など、毎日の生活に必要な施設の充実度も優先順位が高いと思います。

行きやすい場所か、土日や夜は営業しているか、品ぞろえや価格帯は自分に適しているかといった点を確認しましょう。
お店があるだけではなく、自分の生活時間帯に合っているものかもチェックする必要があります。

普段車で移動している人は道路は車で通行しやすいか、施設に駐車場はあるか、駐車場は停めやすいかといった点もポイントになります。

治安や環境の良さ

安心して暮らせる環境であるかどうかもポイント。
歩道やガードレール、街灯は整備されているか、交番や消防署などが近くにあるかを確認し、治安が悪くないかどうかチェックしましょう。

繁華街に近く夜が騒がしかったり、逆に夜の人通りがなさすぎたりするのも考えものです。

国道や幹線道路が近いのは便利でもありますが、騒音や事故の心配がないかどうかも確認してみましょう。

子育てや教育環境

子どもがいる家庭や、将来的に出産を考えている家庭はぜひ確認しておきたいポイントです。

公園や自然が多い環境か、保育園や小児科のある病院、子育て支援施設があるか、図書館や体育館といった教育施設があるかどうかなどをチェック。
保育園の預かり時間や待機状況、校区内にある小中高校なども確認しておきましょう。

土地選びの際は敷地調査も重要!実際に現地もチェックしよう

敷地調査

土地選びで優先順位を考えるとき、周辺エリアの条件を確認すると同時に、土地そのものの条件や法律的な制限も確認が大切!
現地に足を運んだり敷地調査をしたりして、次のような点を確認してください。

地盤の固さや状況

日本は地震の多い国なので、万が一の地震に備えて地盤が固い土地を選んでおきたいところです。
地盤がもろいと、地震の際に土砂崩れや地盤沈下、液状化などのリスクがあります。
購入した土地の地盤が弱ければ地盤改良工事が必要で、工事費用も100万円単位でかかってしまいます。

詳細な地盤調査は土地を購入してからしかできませんが、失敗しないためには事前にできる範囲で地盤の状態を調べてみましょう。
売主へ資料を求めたり、過去の資料や自治体がつくっているハザードマップを参考にしたりする方法があります。

法律による制限

土地ごとに、敷地内に建てられる建物の広さや大きさ、高さなどが決められています。
土地が広いからといって、必ずしも希望の広さや大きさの建物を建てられるとは限らないので注意が必要です。

建築面積については「建ぺい率」、延べ床面積については「容積率」、高さについては「斜線制限」などで定められていますので、ぜひ確認してみましょう。

建ぺい率・容積率を簡単に解説!お得に家を建てるには?」もご参考くださいね。

土地の形状や高低差

土地の形状や傾斜、高低差などは、希望の建物を建てられるかどうかに影響します。

土地の形状は大きく分けて「整形地」と「非整形」の2種類に分けられ、非整形地だと家を建てる際に敷地にデッドスペースができやすい、整形地に整えるには費用がかかるといった注意点があります。

ただし、いびつな形を生かして個性的な家を建てている人もいらっしゃいます。
形がいびつな分、整形地より価格が安い傾向があるため、予算や建築プランを踏まえて考えると良いでしょう。

土地の傾斜や周辺との高低差も建築プランへ影響します。
また、傾斜や高低差のある土地では、雨が降った際の水の流れや水たまり、水はけのしやすさなども見ておきたい部分です。

土地の形状によるメリット・デメリットや家を建てる際のポイントについては、こちらでも詳しくご紹介しています。
高低差のある土地は建築費用が高い?高低差の有効活用例もご紹介

日当たりや風通し

土地の日当たりや風通しは快適に暮らすためのポイントのひとつ。
室内の快適さのほか、温度調節のスムーズさから電気代など光熱費にも影響があります。

周辺の建物の高さ、位置関係、土地の方角なども確認しましょう。
確認は一度だけではなく、時間帯や時期を変えて何度か見てみることをおすすめします。

一般的に南向きの土地が日当たり良く好まれますが、必ずしもそれがベストとは限りません。
例えば午前中に在宅することが少ない方なら、午後から日が入る西向きが良いこともあります。
生活スタイルや求めるものによっても変わってきますので、それぞれの特徴などを知ったうえで判断してみましょう。

土地の向きによる日当たりの違いやそれぞれのメリット・デメリットについては、こちらでも詳しくご紹介しています。
家の日当たりは土地の向きや広さで変わる!?東西南北の特徴は?

この記事のポイント

家を建てるための土地選びでは条件の優先順位をつけることが大切です。
駅やスーパーが近くて便利で、自然が豊かで環境も良くて、広さが十分で予算も叶う土地! なんてすべての条件を満たす土地を探すのは難しいですよね。

家族で話し合って希望の条件をリストアップし、「これだけは譲れない」「これだけは絶対避けたい」などを考えながら優先順位を決めるのがおすすめです。
子どもが生まれる、転職、老後など、ライフスタイルの変化も考慮しながら検討する必要もあるでしょう。

土地選びの優先順位としてよく上位に上がってくる項目は、交通の利便性や周辺施設の充実度、治安や環境の良さ、子育て環境などです。
そのほか、法律による建築制限や地盤の固さなども確認が必要です。
事前調査をしっかり行い、後悔のない土地選びを進めてくださいね!
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この記事を書いた人

営業部方川 元志

友人に「営業に不向き」と言われながらも、入社して早19年。たくさんの素敵なご家族にお会いし、家づくりのサポートをさせて頂く中で、社会人として少しずつ成長出来ているように思います。お客様とのご縁を大切に、これまでの経験を活かして『素敵なマイホーム』のお手伝いをさせて頂きます。

 

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