皆さんこんにちは。
今日も引き続き社内研修旅行についてのお話です。
京都はあいにくの雨が続きましたが、要所で晴れ間も見え、勉強になるものばかりでした。
ほんの一部ですがご紹介させてもらいます。
これは嵐山にある時雨殿という所で、百人一首の様々な世界を体感できるミュージアム。
ご覧のように写真にも納まらないくらいの広さ。なんと120畳もあります。
広さもすごいですが、見ての通り間に全く柱がありません。
梁の使い方でこんなにもスッキリと見せれるなんて ”あっぱれ” です。
もう一つの写真は、天龍寺。この手摺に目を奪われました。
まず、こちらの写真は小口が斜め切り。材端は右肩上り。
そして、こちらの写真も材端は登って、小口は金物で覆われている。
最後にこちらの写真は、横桟で両サイドに沿って削られている。
これらはすべて雨水対策と思われます。
このような工夫一つ一つが長い歴史の中で綺麗な状態で世界遺産として残っているのですね。
他にもお見せしたいものはまだまだありますが今日はこのへんで。
= 工務部 T.S =